株式会社黒須印刷

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Adobe イラストレーターやインデザインへの配置画像について
PhotoShop編(ビットマップイメージ)

 イラストレーターやインデザインへ配置する画像データについても、いくつかの決まりや注意事項がありますので参考にして下さい。 (両アプリケーションは様々なファイル形式の画像データを配置できますが、印刷用のポストスクリプト対応の出力機などから出力するための注意点です。)
 Adobe フォトショップを使って解説いたします。



 

ファイル形式

 写真などのビットマップイメージは「PhotoShop EPS(拡張子:eps)」が基本です。その他にTIFF、PSD(フォトショップのネイティブ形式)などが使用できます。これら以外のファイル形式の場合当社にてEPS形式に変換して使用することができます。

EPSアイコン TIFアイコン PSアイコン

 

PhotoShop EPS「EPSオプション」

     EPSの保存時に「EPSオプション」ダイアログが表示されます。
     プレビューは、Windowsでご使用の場合は「TIFF(8bit/pixel)」、Mac OSでは「Macintosh(8bit/pixel)」を選択して下さい。下段のチェックボックスは全てチェックなしです。

EPSオプション

 

     エンコーディングは、「バイナリ」。制作環境によって問題がある場合は、ASCII85JPEG-最高画質などを選択して下さい。

EPSオプション-2

 

カラーモード

    「イメージ」>「モード」より選択します。
    ・カラー写真などの場合:「CMYKカラー、8bit/チャンネル
    ・モノクロ写真などの場合:「グレースケール、8bit/チャンネル
    ・モノクロ線画(濃淡がない)などの場合:「モノクロ2階調

カラーモード

 

解像度

 ビットマップイメージの場合、解像度300~350dpiが推奨値です。(モノクロ2階調の画像は1200dpi程度)
 推奨値はビットマップイメージをオフセット印刷(175線)でキレイに印刷するための目安と考えて下さい。解像度が下がるにつれて画像が荒くなっていきますが、印刷に支障をきたすというものではありません。逆に解像度が高ければ高いほどキレイに印刷できるというものではありません。500dpiの画像も350dpiのものと印刷の仕上がりでは差はありません。解像度が高くなればデータサイズも大きくなり、編集作業や出力に時間が掛かるなどのマイナス要素もでてきます。制作しようとする印刷物の性質を考えて、どこまで推奨解像度にこだわるかの判断をして下さい。

  • 解像度の設定
  •  デジカメで撮影した3800×2500pixelの画像を例に、解像度の設定の方法を解説します。
     Adobe フォトショップで画像を開き、「イメージ」>「画像解像度」で下図ダイアログが開きます。ここで示されている数値がこの画像の現在の解像度、画素数です。
    ・解像度:1340×882mmのとき72dpi
    ・画素数:3800×2500pixel
    ※解像度の単位が「pixel /inch」になっていることを確認して下さい。(pixel /cmになっていたら直して下さい。)
解像度-1

 

     この画像をサイズ120×79ミリ / 解像度350dpiに設定していきます。(オリジナル画像は残し、別名保存したファイルで作業を進めましょう。一度、ピクセル数を落とした画像は再びピクセル数を戻しても元の画質には戻りません。)
     まず、「画像の再サンプル」のチェックをはずします。「ドキュメントのサイズ枠」右側の線が、幅、高さ、解像度の3項目が連動する状態になりました。次に、解像度を「350」と入力します。連動して幅、高さの数値も変化しました。(画素数を表すピクセル数は変化しません。)
解像度-2

 

     次に、「画像の再サンプル」をチェックし、幅を「120」と入力します。高さも「縦横比を固定」がチェックされているため連動して変化します。今度は「ピクセル数」の数値も減少しています。OKボタンをクリックして完了です。これで幅120×高さ79ミリ / 解像度350dpiの画像の完成です。
     この画像をインデザインやイラストレータに配置するわけですが、あくまでも原寸のまま使用すろことが原則です。配置後に倍のサイズに拡大すると、解像度は半分んに落ちてしまいます。(実際に20%程度までの拡大であれば影響はないと思います。)
解像度-3

 

     次にこの画像を推奨値の範囲で最大に設定してみます。(オリジナル画像からの解説です。)
     「画像の再サンプル」のチェックをはずし、幅を「320」と入力します。解像度は「301.625」dpiとなりました。300dpi以上なので推奨範囲内です。しかし、これ以上サイズを上げると解像度は300dpi以下になりますので、320×210ミリがこの画像の最大サイズと考えて下さい。
解像度-4

 

     上図の状態でOKボタンをクリックしてもかまいませんが、この後の補正や加工処理を行うことを考え解像度を「350」に上げます。「画像の再サンプル」をチェックし、解像度を「350」と入力しOKボタンをクリックし完了です。
    (画像データの解像度は350dpiになりましが、この画像のきめ細かさは301dpiのままと考えて下さい。しかし、この後にPhotoShopのフィルター処理などを行った場合350dpiのきめ細かさがフィルター処理に反映されます。)
解像度-5

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